- 1.学童保育施策の改善・拡充をすすめていきましょう。
- 2.子どもたちが安心して過ごすために、父母と指導員が協力し合いましょう。
- 3.指導員の賃金・労働条件を改善していきましょう。
- 4.指導員は指導員同志の交流を深め、力量を高めるとともに、学童保育の会の活動を支えていきましょう。
- 5.地域に学童保育への理解の輪を広げましょう。
- 6.県や全国の学習会・研究集会などに積極的に参加しましょう。
- 7.新座市学童保育の会を充実させていきましょう。
- 8.どの放課後児童保育室でも、全会員を対象にした「保育の会」の取り組みを充実させていきましょう。
- 9.児童の安全確保のために必要な対策を検討していきましょう。
- 10.東日本大震災・熊本大震災の復興に協力していきましょう。特に学童保育の再建のための取り組みを継続していきましょう。
1.学童保育施策の改善・拡充をすすめていきましょう。
○保育施策の拡充を図るため、新座市や新座市社会福祉協議会・シダックスと定期的に協議する場を求めていきます。利用者の意見や気持ちを抜きに、新たな施策を一方的に打ち出すことがないよう求めます。また、学校との連絡・連携をより密にしていきます。
○子どもの生活環境の劣悪化になる「大規模保育室問題」に対して、新座市への働きかけを強化します。また、必要に応じて保育環境を考える会を保育の会内に設置し、様々な角度からの研究・調査を行い、運動づくりを展開していきます。
○新座市の「基準条例」に基づき、各保育室を点検し改善を求めていきます。
○新座市子ども・子育て会議に参加し、子ども子育て新制度の現状を分析し、保育の会として事業計画が着実に実施されるよう働きかけを強めていきます。引き続き学童関係からの代表委員を送り出していきます。
○児童福祉法にもとづく対象学年の引き上げの要求を引き続き訴えていきます。
○施設・設備の改善を求めていきます。
○新座市「放課後の子どもの居場所づくり事業」の実施状況に注目し、両事業の一体化の動きについては注意しつつ、連携しながら双方の事業が充実するよう必要な要望を市に対しておこないます。
○延長保育については、保護者の願い、子どもたちの生活、指導員の労働の3つの観点から実状を検証し、新座の学童保育をよりゆたかにする方向で必要な要望をします。
○指定管理者制度については、現在、5年ごとに公募により指定管理者を選定することになっており、指導員の立場等安定的な運営に不安がある状態です。市に対して、制度の撤廃も含めて、保育の安全・安心を第一に考えた制度・運用の改善を要望していきます。
○「夏入室」に関する話し合いを続け、必要な制度の改善を求めます。
○民間学童保育の参入については、引き続き他地域の状況等を研究し、必要な検討を行っていきます。現状では、民間事業者の保育には安定性や継続性への不安もあるため、市等に対し、保護者・指導員の立場から意見を発信していきます。
○その他、必要な施策の改善を求めていきます。
〇市議会各会派との懇談を進めるため、「議員懇談会」の実施を目指します。
2.子どもたちが安心して過ごすために、父母と指導員が協力し合いましょう。
○指導員と父母は、率直に話し合いができる関係性を目指します。
○定期的に懇談会(各保育室単位)を開いて、父母と指導員とが交流し合います。
○子どもの様子や保育に関わることを、運営委員会や懇談会での保育報告、連絡帳などを活用して父母と指導員が共有し合い、関係を深めていきます。
3.指導員の賃金・労働条件を改善していきましょう。
○指導員の未補充問題解決のため引き続き取り組んでいきます。
○指導員の社会福祉協議会正規職員化の実現に全力をあげます。
○指導員の労働実態に見合った賃金・待遇を求めていきます。国の「放課後児童支援員等処遇改善等事業」「放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業」の十分な活用を求めます。
○指導員がより研修に参加しやすい条件作りとして、県連協や全国連協等の研修会参加を指導員の勤務として認めるよう求めていきます。また、業務内での研修の充実を求めていきます。
4.指導員は指導員同志の交流を深め、力量を高めるとともに、学童保育の会の活動を支えていきましょう。
○指導員会議を開催し、各保育室の保育内容等について交流していきます。
○制度や県内各地の取り組みを学び、情報提供や方針の具体化を進めます。
○新座市と十文字学園との実践検討会を充実・発展させていきます。
〇シダックスの指導員と合同の研修を設置するよう、市に求めていきます。
5.地域に学童保育への理解の輪を広げましょう。
○新座市母親大会では、実行委員会に協力し大会への参加を呼びかけていきます。
○福祉フェスティバル(6月)など市や地域の催しについては、意義や参加の仕方を検討し参加していきます。
○子どもたちの生活を豊かにする文化活動・各種団体の活動については代表委員会で検討し、協力していきます。
○おやこ劇場と共同して、おでかけ(舞台鑑賞)に取り組みます。
○地域に開かれたバザーをおこなう他、町内会や学校などの催しに協力していきます。
6.県や全国の学習会・研究集会などに積極的に参加しましょう。
○埼玉県学童保育連絡協議会の取り組みに参加し、県内の父母・指導員との交流を深めます。
○指導員は、県指導員連絡協議会および東上沿線ブロックに参加します。
○京都で開かれる全国学童保育研究集会に参加します。
○県連協の学習会・研修会をすべての保育室に呼びかけ、参加します。
○「日本の学童ほいく」誌の購読を拡げていきます。そのための「ほいく誌」を活用した交流会を開催します。また、「ほいく誌」のおすすめを掲載したチラシ等の発行をめざします。モニター会議を開きます。
○必要に応じて、市内で学習会に取り組みます。
7.新座市学童保育の会を充実させていきましょう。
○すべての保育室を対象に親子大運動会を成功させます。今年度の開催は10月27日を予定しています。
○保育の会ニュースを発行し、会の活動を会員に伝えていきます。
○父母・指導員の研修を支えるために、独自の財政活動に取り組みます。
○代表委員会で、各保育室からの意見交換および交流をおこないます。
8.どの放課後児童保育室でも、全会員を対象にした「保育の会」の取り組みを充実させていきましょう。
○代表委員会などの会議で、他の保育室で様子を聞いたり、質問や疑問に思ったことなどを一緒に考えたり、皆様の保育室のヒントとして活用していただき、より充実した学童ライフを作り上げていきます。
〇休会している保育の会に対し、再度加盟して、ともに新座の学童保育をより豊かにしていくよう、呼びかけます。
9.児童の安全確保のために必要な対策を検討していきましょう。
○地域の関係諸機関に協力を要請していく等を含めて、地域での安全確保をすすめていきましょう。
○震災時の保育や保護者との連携連絡など、子どもの安全を守るための方策について、関係諸機関と協議していきます。
10.東日本大震災・熊本大震災の復興に協力していきましょう。特に学童保育の再建のための取り組みを継続していきましょう。
○全国連協の学童保育義援金に引き続き取り組みます。